「給料日まであと数日、お金が底を尽いた。。。」
このような状況は誰しも経験があるはずです。お金がないと考えるだけで、体はだるく精神的には落ち込み疲弊した状態になります。
この記事では、即日でお金を借りる方法や、その際に注意しておくべきポイントを詳しく解説します。現在実際に困っている人はもちろん、今はお財布に余裕がある方も、いつか窮地に陥った時に使える知識として参考にしてみてください。
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キャッシングとカードローンどちらを選ぶべき？
まずは、キャッシングとカードローンの違いから学びましょう。
現金を作ろうと思った時に、まず思い浮かぶのはキャッシングやカードローンですよね？どちらもお金を借りることができるサービスです。似たようなサービスであるため、同じような物と考えている方も多いと思います。確かにどちらも借入をすることに変わりはありませんが、違いがあるんですよ。
キャッシングの特徴
キャッシングは一般的にクレジットカードを使ってお金を借りるサービスを指します。キャッシング機能の付加は任意なので、クレジットカード申し込み時に希望しなければ、キャッシング機能を利用することができません。
借入限度額は数万円から数十万円と少ないことが多い小口融資です。返済方法は、翌月一括払いやリボルビング払いで金利は高めとなっています。
カードローンの特徴
一方カードローンは、消費者金融や銀行が提供する借入サービスを指します。各業者から発行されたカードを使って消費者金融の窓口や銀行のATM、キャッシュディスペンサーなどからお金を借りることができるサービスです。
借入限度額は十数万円から数百万円とキャッシングより高額な場合が多いです。申し込み後に行われる審査結果に応じた借入限度額の範囲内で原則何度でも借りられます。
状況によって異なるおすすめ借入方法
１. とにかく今すぐ現金が必要な人
今すぐお金を必要な場合は「キャッシング」をお勧めします。キャッシング機能が付いたクレジットカードをお持ちであることが前提です。銀行や消費者金融のカードローンと違って、わざわざ新規申し込みをする必要がありません。
一般的なキャッシングでの利用限度額は20万円くらいなので、高額すぎる融資を受けてしまう心配は少ないですが、利息が高めに設定されているため、時間をかけて返済しているとトータルでかなりの額を返済しなければならなくなった、ということもよくあることです。
10万円以下の貸付金利における上限は「実質年率20%以下」と法律で定められており、金利を最上限の20%に設定している場所もあります。これは金利が銀行よりも高めといわれている消費者金融よりもさらに高いことになり、長期間の借り入れ先として利用するのはあまりお勧めできません。
来月には完済できるような少額のお金が今日中に必要な場合には、クレジットカードのキャッシング機能を利用するのが良いでしょう。
２. キャッシング機能付のクレジットカードを持っていない人
キャッシング機能がついていないクレジットカードしか持っていない場合は、カードローンを利用するようにしましょう。
本日中の借入を狙うなら「消費者金融カードローン」がベター。大手の消費者金融カードローンの場合は、スピード審査を特徴としている業者が多くあるので、数時間待てばお金を借りるケースがあります。また、消費者金融では、初めて借入する人に対して「30日無利息」のキャンペーンを行っている場合があり、素早くお得に融資を受けることができます。
キャッシング機能付のクレジットカードを所有している場合でも、数時間待てるのであればキャッシングではなく消費者金融に申し込むのもアリでしょう。
３. 融資までに数日待てる人
近日中にお金が必要な人は、金利の低い「銀行カードローン」を利用するようにしましょう。
銀行が扱うカードローンは、即日融資ができず、審査には数日待たなければなりません。大手銀行が提供しているカードローンの例として、みずほ銀行カードローンや三菱UFJ銀行のバンクイック、三井住友銀行カードローンが挙げられます。
消費者金融と比べて金利が低めの銀行カードローンですが、「審査が厳しい」と点がネックとなり誰しもが借入審査に通るわけではありません。審査が甘い銀行カードローンは存在せず、銀行法に基づいて個人の信用情報を開示し、申し込み内容としっかり照らし合わせます。
４. 銀行カードローンの審査に自信がない人
金融事故の経験がなく、安定した収入がある人であれば、銀行カードローンの審査に通る見込みは高いです。しかし、過去にクレジットカードやローンの返済を延滞をしてしまった等、不安要素がある人は銀行カードローンの審査に通らない可能性もあります。
そんな人は、やはり「消費者金融カードローン」をお勧めします。1)現在安定した収入がある 2)現在ローン返済が滞ってない、この2つをクリアしていれば消費者金融で借入できる可能性は大いにあります。
特に中小の消費者金融会社が狙い目です。大手消費者金融ほどの知名度がない中小の消費者金融会社ですから、独自の審査基準を持ち、大手では借りることができなかった人にも寛容に貸付しているケースが多く見られます。
また、消費者金融では、銀行から融資を受ける場合と比べ、審査スピードが比較的早いということで知られています。申込み後最短30分で審査が終了する消費者金融もあり、緊急の出費でお金が必要となった場合に、即日融資が可能であることは非常に利便性が高いと言えます。保証人や書類提出の必要の無い事も多く、無人契約機も設置されており、申込みの際の手続きが簡単にできることが多いようです。
銀行カードローンと消費者金融カードローンを比較
１. 金利の違い
一般的に銀行カードローンは「金利が低い」、消費者金融カードローンは銀行よりは「金利が高い」と言われています。上限金利を見ると、消費者金融が18％なのに対して、銀行カードローンは14〜15％ほどです。
大手の銀行カードローンと消費者金融の金利を比較してみましょう。
| 業者（カードローン）名 | 金利 | 業者種別 | 公式HP |
|---|---|---|---|
| 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 1.8％～14.6％ | 銀行 | |
| 三井住友銀行カードローン | 4.0％～14.5％ | 銀行 | |
| みずほ銀行カードローン | 2.0％～14.0％ | 銀行 | |
| 横浜銀行カードローン | 1.9％～14.6％ | 銀行 | |
| 新生銀行カードローン「レイク | 4.5％～18.0％ | 銀行 | |
| 楽天銀行カードローン | 1.9%～14.5% | 銀行 | |
| プロミス | 4.5％～17.8％ | 大手消費者金融 | |
| アコム | 3.0％～18.0％ | 大手消費者金融 | |
| アイフル | 4.5％～18.0％ | 大手消費者金融 | |
| SMBCモビット | 3.0％～18.0％ | 大手消費者金融 | |
フクホー | 7.3%～20.0% | 中小消費者金融 |  |
アロー | 15.0％～19.94％ | 中小消費者金融 |  |
マイレディス（女性専用） | 4.8％～18.0％ | 中小消費者金融 |  |
フタバ | 14.959％～17.95％ | 中小消費者金融 |
初めての借り入れの場合、消費者金融の30日間の無利息期間を利用できます。キャンペーン等を利用して、銀行カードローンよりお得に融資を受けられるケースもあります。
２. 総量規制の有無
銀行カードローンと消費者金融カードローンの大きな違いは「総量規制」の対象か否かという点です。
消費者金融には、貸付額を年収の3分の1までに制限する「総量規制」と呼ばれる法律が適用されます。多重債務を防ぐ目的で、2010年に改定された貸金業法で定められました。例えば、年収が500万円であれば、総額で150万円までしか借りれないということです。
「年収の3分の1まで」という決まりは借入先1社当たりではありません。複数の借入先がある人の場合、借りた全額が対象となります。現時点で「年収の3分の1」の金額を借り入れがある場合は、どの消費者金融からも追加で借りることはできません。
反対に、銀行は総量規制の対象外です。年収による貸付制限がなく、年収の3分の1以上の借入が可能です。
３. 審査の厳しさとスピード
消費者金融に比べて、銀行カードローンは「審査が厳しい」と言われています。消費者金融は審査のスピードも早く、「審査最短30分」と売りにしている業者も多くあります。
スピード審査ができる理由として、消費者金融は自社独自の審査基準を設け審査を行っているからです。審査が自社内で完結するため、その日中の融資が可能となります。とにかく最短時間での借入を望む人にはとっておきのサービスだと言えます。1)安定した収入がある 2)信用情報機関の記録に事故情報がない、この2点に不安が無ければあっという間に借入が可能となるでしょう。
一方銀行では、自社の審査基準だけではなく、外部の保証会社と情報を共有して審査を行っています。二重審査となり、審査はより厳しいものとなるのです。その銀行の口座を開設済みの場合には、即日融資に対応しているものも存在します。
金融事故の経験がなく、安定した収入がある人であれば、銀行カードローンの審査に通る見込みは高いです。消費者金融に比べ、銀行カードローンは金利が低くなる場合が多く見られます。審査に3〜4日待てる人なら銀行ローンへの申し込みをお勧めします。消費者金融より負担が少なく利用することができるでしょう。
急いでお金を借りたい人は消費者金融を選びましょう。
４. 借入限度額の違い
銀行カードローンでは、サービスによる差はありますが大体借入限度額100万円〜300万円まで収入証明書が不必要というケースがあります。また、限度額が大きくなればなるほど、金利も低くなります。800万円〜1,000万円までを借入限度額と設定できる銀行カードローンもあり、高額の融資が必要な場合に頼りになります。
一方、消費者金融の上限額は最大500万円程度です。50万円を超えると収入証明書が必要となります。
まとめ
実際のところ、申込者の状況によっては、金利については銀行も消費者金融もどちらの方が得かという点は考えなくて良いかもしれません。
借りたい金額が30万円以上の人は、金利が少しでも低い銀行カードローンの方が向いていると考えられますが、少額（～10万円程度）、短期間の利用予定であれば、金利の違いによる支払う利息の差はさほど大きくないので、融資実行までにかかるスピード、使い勝手の良さを考えると消費者金融のカードローンの方が向いていると言えます。30日間の無利息サービスを考慮すると、初めて借入する人でしたら、消費者金融の方がお得に借入できることもあります。
