外に出ず自宅で出来る仕事は場所も選ばず魅力的ですよね。昨今では在宅で行うことができる職業が増えてきています。今回はニーズが増えつつある在宅ワークについてみていきます。
昨今では「働き改革」により、企業が従業員の副業をOKとする流れができています。インターネットも普及し、リモートで作業をすることも増えてきました。
副業といえば、内職が浮かぶと思いますが、パソコンとインターネットがあればクラウドソーシングで仕事を探すことができます。
目次
在宅で仕事をするメリット・デメリット
舵手多様な働き方が可能となり、自宅で出来る仕事も増えてきましたが、副業にもメリットとデメリットがあります。
メリット
スキマ時間を利用できる
副業は隙間時間を利用して仕事をすることができます。例えばお風呂中、電車の中なども稼働時間として考えることができます。仕事内容によっては、デレビやパソコンを利用している間も仕事時間として充てることができます。
副業は隙間時間を利用して進めていくことができ、副収入を得るためのまとまった時間は必要ありません。まとまった時間が取れない子育て中の方などでも、都合に合わせて稼働時間を選ぶことができる点が魅力です。
趣味を活かせることも
自分の趣味や特技を活かすことができる副業も多くあります。タイピング、検索が得意な人、工作やハンドメイドが得意、などという幅広いジャンルの趣味や特技を活かすことができる可能性があります。
趣味の延長で副業ができると、楽しみながら収入を得ることができるでしょう。
デメリット
在宅副業のデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
収入は不安定
副業の収入は不安定です。タスク作業や出来高制の在宅ワークを行う場合は、毎月の固定収入というわけには行かない場合が多いです。
報酬単価も幅が広く、1件に付き数円～となっています。職種により、1ヶ月で数百円、1ヶ月で数万円と収入の幅は広くなっています。
全ての業務を個人で行わなければならない
副業は一人で行います。そのため、仕事を得るためのクラウドソーシングへの登録やプロフィール設定などはずべて自分で行わなければいけません。
詐欺に注意した方が良い
クラウドソーシングには高報酬の募集をしておいて、実際は支払われなかったなどという詐欺ケースもあります。もちろん多くの企業はしっかりと報酬を支払っています。自分の仕事を選ぶ目を養うことも大事です。
副業はバランスが大事
副業は先程のデメリットでも出てきたように、収入が安定しにくいと言えます。定期的に仕事を請け負っていれば安定して収入は入ってきますが、一定の収入を毎月ほしいという人には向いていないと言えます。
副業をメインの仕事としてしまうと不安定な生活を送ることになりかねません。あくまで副業は副業ということを忘れずに継続していきましょう。
在宅でできる副業の例
多種多様な働き方が可能な在宅で可能な副業。実際にはどのような副業の種類があるのでしょうか。
在宅で副業を行う場合、以下４種類の副業に分けることが出来ます。
- 広告収入で稼ぐ
- 物を売って稼ぐ
- 自分のスキルで稼ぐ
- 投資で稼ぐ
1. 広告収入で稼ぐ
広告収入では、動画配信やブログなどで収入を得ます。簡単に聞こえますが、人気がある動画やブログには文章力や編集能力などの特別なスキルが必要となります。視聴やブログを見てくれるフォロワーが多ければ多いほど収入が得られますが、少なければ収入は減ります。
YouTuberになる
広告収入で稼ぐ代表的な例として挙げられるのがYouTuber（ユーチューバー）ではないでしょうか。
YouTuberは動画サイトである「YouTube」に動画を投稿し、動画につけられた広告によって収入を得ます。YouTubeパートナープログラムにまず申込み、審査を通過しなければなりません。YouTubeの審査を通過すると、広告が掲載されるようになります。
動画の投稿にも工夫が必要です。投稿される動画には「ガイドライン」が設けられており、それに沿った内容のコンテンツ出ない場合は削除されることもあります。強制削除が繰り返されると、収益が無効になったり、審査通過の取り消し処分となることもあります。
時代のニーズにあった視聴者を引きつける動画づくりが必要となります。動画投稿だけでなく、視聴者やフォロワーを増やすために、SNSで告知や視聴者との交流なども行わなければいけません。
ブログを書く
ブログを書いて、ブロガーとして収入を得ることも広告収入の一つです。先程でてきたYouTuber、そしてもう一つのSNSであるインスタグラムに写真や動画を投稿して広告を得るインスタグラマーが主流となってきており、ブロガーの数は減ってきているようです。
ブロガーもYouTuberと同様に、読み手を惹きつける文章を書くことが出来る文章力スキルが必要です。定期的にブログをアップすることはもちろんですが、文字だけですので記述内容は特に気をつけなければいけません。
ブログに広告を貼る場合は、別途に広告を提供するプロバイダと契約が必要です。
2. 物を売って稼ぐ
物を売って稼ぐ一例としてアプリやオークションを利用したものがあります。ハンドメイトなどの他に、デジタルロゴやデザイン、イラストを売ることも可能です。
ハンドメイド作品を売る
自分で作った作品を売って収入を得ます。実際にフリーマーケットでの出店や、インターネット上のフリーマーケットにて販売を行います。
ヘアアクセサリーやピアス、かばん、洋服など幅広い商品が取り扱われています。趣味を活かすことの出来る副業といえます。デザインなどのスキル、品質の管理などもしっかりと行うことが大事です。
せどりで稼ぐ
物品を購入して転売する方法で収入を得ます。商品を購入する際にお金が必要ですが、安価なものから始めて慣れていくのも一つの手です。
仕入れ価格と差額が利益となります。差額は設定金額にもよりますが、数百円～数千円まで様々です。仕入れと売値の差額を高くしすぎると売れない傾向にあるので、バランスを考えて値段設定をすることが重要なポイントとなります。
注意する点は、商品選びにもあります。高級ブランド品は偽物も横行しており、一般の人には本物との見分けは非常に難しいと言われています。
ブランド品を扱う場合はリスクと常に隣り合わせであることを覚えておきましょう。
3. スキルで稼ぐ
自分のスキルで収入を得る方法です。スキルには、パソコン、翻訳、イラストなど多種多様です。
イラスト
イラスト制作の単価はサイズやどのような事にイラストを使うかにより異なってきます。SNSのアイコンから、スマホゲームのキャラクターやアイテムのデザイン絵おこしなどイラストと言ってもいろいろな種類があります。
また、イラストをメッセージアプリのスタンプとして作成、販売を行うこともできます。
パソコン
パソコンを利用してデータ入力を行います。手書き原稿をデータにする、経理系の入力、テープ起こしなど数多くの入力作業があります。データ入力は報酬が低めの設定です。パソコンの入力作業が得意な人には有利と言えるでしょう。
経理系の入力の場合は、会社の情報を取り扱うこともあり、機密保持契約を事前に結んでからの作業となることが多いようです。
ウェブライター
インターネット上のサイトに掲載する文章作成を行うことで収入を得ます。個人のサイト、企業ブログなど作業は多岐にわたります。
文章を書くだけなので、タイピングスキルがあれば簡単に始めることが出来ますが、ウェブライターには文法の正しい使い方、言葉選びのスキルが求められます。報酬は１文字いくら、という設定から、１記事につきいくら、と設定されているものまであります。
4. 投資で稼ぐ
投資を始める資金がある人は「投資で収入を得る」ということも視野に入れることができます。投資の副業の例として、株式投資、仮想通貨で投資、そしてFX投資などがあります。
当然ですが、投資にはリスクも伴います。賢く運用できなかった場合は資産が大きく減る可能性もあります。反対に、賢く運用した場合は大きな利益を得ることができます。
まとめ
副業は自分の隙間時間を利用して収入を得ることができます。多種多様な働き方が可能な在宅副業。メリット・デメリットを比較し、自分のライフスタイルに合わせた副業を探しましょう。
インターネットを利用し、クラウドソーシングや求人サイトから募集を探してみてください。職種も多くあり、どのような分野が自分に向いているのかわからない人も様々な職種を試すことができるでしょう。
在宅ワークは自分の隙間時間を利用して収入を得ることが出来る魅力的な副業です。これからも需要が増え、種類も増えていくと思われます。自分のスキルや趣味を生かせる仕事が見つかるかもしれません。
