どうしても買いたい物があったり、コンパや飲み会が続いたりして、どうしても現金が必要な時ってありませんか?学生をやっていれば、人付き合いにそれなりのお金が必要です。仕送りやアルバイトでだけでは足りない時ありますよね。
この記事では、学生でも融資を受けられる方法をご説明します。
学生でもお金を借りれるのか?
借りれる条件
学生がお金を借りられるのは、奨学金などの学生ローンだけだと思っていませんか?
学生だからカードローンは使えないと思い込んでいる方がいるかもしれませんが、学生でも大手の消費者金融や銀行のカードローンを使ってお金を借りることができるのです。満20歳以上で、安定した収入(アルバイト可)がある事が条件となります。
・就学中でも良い
・満20歳以上であること
・アルバイトやパートによる安定した収入があること
反対に、「未成年でも融資します」等と甘い言葉で広告する業者がいれば疑ってください。怪しい業者から借りるのはやめましょう。
借りれる金額
いくら収入が低くてもカードローンを借りることはできますが、収入の低さは借りれる限度額に関係してきます。
消費者金融のカードローンの場合、マックスで借りれる金額は、アルバイト等で稼いだ年収の3分の1までに限られます。この理由として、消費者金融には法律の総量規制の対象となるからです。
総量規制は2010年にスタートした法律で、貸付額を年収の3分の1までに制限するというものです。多重債務から消費者を守るために貸金業法が抜本的に改正され、この際に貸金業法に盛り込まれたのが総量規制です。
申し込みから融資までの流れ
基本的に一般のカードローンの審査と大差はありません。申し込みを行うと、学生であってもアルバイト・パート先への在籍確認が行われます。あなたが申告した勤務先へ電話をし、本人が本当にそこで働いているかどうかを確認します。
電話での在籍確認の際は、担当者は必ず個人名を名乗り、間違っても金融機関名を使うことはありません。それでも、個人名で電話がかかってくることが少ない職場の場合は職場で疑われてしまうかもしれません。とにかく誰にもバレたくないのであれば、書類での在籍確認が可能か、相談してみましょう。
勤務先を確認できる書類(「社会保険証」「給与明細」「源泉徴収票」など)の提出によって、会社に在籍していることを確認してくれる場合があります。
学生が心配する3つの懸念点
親にバレないか?
成人していれば基本的に自分の判断でお金を借りるので、カードローン利用に親の同意は必要ありません。銀行によるカードローンの場合には、親に確認の電話が入ることがあるようです。
親と同居している人は、申込時に、間違っても自宅の電話番号を記載するのはやめましょう。カードローン業者は、必ず本人確認の電話をします。自分で電話を取れない時間帯がある人は、不在の際に自宅に電話がかかってきて家族にバレてしまいます。必ず自身の携帯電話を登録してくださいね。
返済が遅れた場合には、督促状が自宅に届きますので、高確率で親にバレてしまいます。返済は必ず期日までに行いましょう。
学校にバレないか?
学生専用ローンだったら学生証も必要ですが、大手の消費者金融や銀行のカードローンでは、学生証の提出は求められません。学生証の提出を求められた場合でも、あくまでも身分の確認のためにカードローン業者の社内で利用するだけであり、学校に連絡するためではないので、心配することはないでしょう。
返済が遅れても、学校への連絡は入りません。
就職活動に影響しないか?
一般企業があなたの信用情報の開示を請求することはできません。それ故、就職活動に影響することはありません。
カードローン等を利用した際の契約内容や返済・支払状況の記録を「信用情報」と呼び、日本では、3社の信用情報機関により共有されています。支払の延滞・債務整理などの事故情報があれば、カードローン審査に落ちる原因となります。
まとめ
学生でも20歳以上でアルバイト等によって収入を得ている場合は、カードローンを利用することができます。借りれる金額は収入によって異なり、借入限度額は、年収の3分の1までに制限されます。