借りたお金には利息が発生します。利息はなるべく払いたくないものです。
消費者金融に支払う利息をおさえたい人は、借入金を一括返済しましょう。
一括返済で利息を抑える
消費者金融の返済方法
消費者金融の一般的な返済方法は「約定返済」と言われ、決められた返済額を毎月支払う方法です。
約定返済を続けていくと確実に返済はできますが、完済するまでの期間は長期に及びます。
完済するまでの期間が長いほど利息の総額は増えてしまいます。
一括返済
一括返済をすると利息をおさえることができます。一括で返済を行うことで、もし約定返済を続けていた場合、その期間分の利息を払わなくてよくなるからです。
なるべく早く返済を行うことで、利息を払う期間も短くするという事です。
無利息期間サービスを活用
消費者金融では「無利息期間」をもうけている会社もあります。無利息期間は消費者金融により期間や条件が異なりますが、無利息期間中に返済が終わると利息を払う必要がありません。
無利息期間サービスを行っている大手消費者金融はこちら。
・アコム・・・・初回契約日の翌日から30日間
・アイフル・・・初回契約日の翌日から30日間
・プロミス・・・初回借入日の翌日から30日間
・レイクALSA・・初回契約日の翌日から30日間(5万円までなら180日間)
SMBCモビットは無利息期間を設けていません。
特に少額借入を希望している場合は、無利息期間をうまく利用して利息なしでお金を借り入れることができます。
一括返済の進め方
一括返済をスムーズに進めるために大切なことは、返済する日・金額・方法を消費者金融の担当者に事前に連絡をし、確認をしておくことです。
消費者金融の担当者に連絡を取ることで、借金の全額の数字、日程などを詳しく正しく知ることができるからです。
返済日
借入金の一括返済を希望する場合、返済日を決めておかなければなりません。
消費者金融では、1日ごとに利息がかかります。返済日をきちんと決めておくことで借金の必要な金額が定まるので、確実に返済することができます。
返済額
借金の返済希望日を決めた後は、消費者金融の担当者に電話を入れ、完済に必要な金額を確認します。
利息の計算などもありますので、自分で割り出そうとせず、消費者金融に連絡を入れましょう。
完済方法
完済を行う方法は消費者金融により異なります。
インターネット、提携ATM、銀行振込に対応している消費者金融は多いようです。
1000円未満の端数がある場合は、硬貨を取り扱っている返済方法を確認しておくことが重要です。
ATMを利用した場合は手数料がかかる可能性があることも忘れずにおきましょう。
一括返済できない場合は?
一括返済が難しい場合は、繰り上げ返済を行うのも一つの手です。
繰り上げ返済は、毎月決められている返済額以上の金額を返済することです。毎月の返済額を増やすことで、返済期間を短くすることができます。
返済期間が短くなると、その分利息もおさえることができます。
無理のない範囲で繰り上げ返済を利用するのも一つの手です。
注意すること
一括返済後、カードローンの契約は継続されたままです。「完済=解約」ではありません。
消費者金融カードローンを解約したい人は、解約手続きを別途申し込む必要があります。
なお、解約手続き後、同じ消費者金融で再び借入を希望する場合はあらためて申込みをしなければなりません。
まとめ
一括返済を行うことで全体的な利息をおさえることができます。
一括返済を希望する場合は、消費者金融の担当者に電話を入れて返済日、返済金額そして完済方法を確認しましょう。
また、一括返済が難しい場合は、無理のない範囲で「繰り上げ返済」を利用しましょう。