大手消費者金融と聞いて「プロミス」が浮かぶ方は多いのではないでしょうか。プロミスとはどのような消費者金融なのか詳しく見ていきましょう。
プロミスのスペック
プロミスはSMBCコンシューマー・ファイナンスのサービスブランドです。1962年に創業、知名度も高く、コマーシャルや街頭広告を目にしたことがある方も多いと思います。
対象年齢 |
20歳~69歳 |
融資額 |
1~500万円 |
実質年率 |
4.5%~17.8% |
返済方法 |
残高スライド元利定額返済方式 |
担保保証人 |
不要 |
プロミスの特徴
- 無利息サービス(借入日の翌日)の取扱あり※
- 借入・返済方法の手段が多い
- 三井住友銀行のATMが手数料無料で利用可能
- ローンカードを発行せずに融資を受けることができる
- ポイントサービスがある※※
※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
※※集めたポイントは無利息サービスや提携ATM手数料などの特典と交換可能
プロミスのメリットとは?
初回利用時に30日間無利息
プロミスを利用するにあたり、大きなメリットとして挙げられるのは初回利用日の翌日から30日間無利息で利用できるサービス*です。
*30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録か、web明細利用の登録が必要です。初回利用の翌日から30日間に返済した場合、利息は0円。追加の利用があった場合も、初回利用の翌日から30日間以内であれば、利息は0円のままです。
初回利用する場合はぜひとも利用したいサービスですね。実際に申し込む場合は、
『メールアドレス登録』
『明細は書面ではなくWeb明細利用』
以上のことをする必要がありますので、しっかりと覚えておきましょう。申込者は初めてプロミスを利用する方のみ対象となっています。
一定期間無利息サービスは他消費者金融でも取扱がありますが、プロミスの利息サービスは「初回利用の翌日から」無利息期間が発生します。他社の場合は「契約日の翌日から」が多く、たまたま契約日の3日空いた状態で初回借入を行った場合は、その3日間は無利息期間を失った扱いになります。
ポイントサービスがある
プロミスではポイント会員制度というものがあります。ポイントを集めると、上記の無利息期間を延長することもできます。例として、以下の点が挙げられます。無利息期間を延長するために必要なポイントは250ポイントです。
- 新規申込時に収入証明書をあわせて提出をすると160ポイント
- 申込み後、プロミスポイント会員に登録すると100ポイント
申し込みと同時に収入証明書類を提出した場合、後の手順でポイント会員に登録しましょう。
*新規会員登録から長い時間経過してしまいますと、申込み時に提出した収入書類分のポイントが獲得できない場合がありますので注意して下さい。
最短で1時間融資が可能
プロミスのメリットで嬉しいのが、融資スピードの速さです。
審査は最短30分、融資は最短で1時間融資が可能です。大手消費者金融の中で、最短で1時間融資が可能なのは現在プロミスとアコムのみとなっています。両者ともに即日融資を受けることができる可能性は高いと言えますが、審査時間は利用者の提出書類が揃っているか等で変化します。書類の不備がないように事前に確認しておきましょう。
上限金利が低い
プロミスの金利は他社と比べ、上限金利が0.2%低めの設定となっています。数字だけ見ると、ほんの少しの差ですが、借入金額が長くなると利息も必然と増え、たかが0.2%の差と踏んでいると利息を比べると差が出てきます。
なお、金利設定を見る場合は下限金利より、上限金利を確認しましょう。多くの場合上限金利が適用される場合が多い傾向にあります。
返済方法の種類が多い
プロミスは他社と比べて、返済方法の種類が豊富です。返済方法には7種類あります。
- 店頭
- 口座振替
- インターネットバンキング
- 自社ATM
- 他社ATM
- コンビニ端末
- 銀行振込み
プロミスはゆうちょ銀行と提携していますので、ゆうちょ銀行ATMから借入・返済を行うことが可能です。
会員サービスがある
プロミスには以下の会員サービスがあります。
- プロミスポイント会員制度
- インターネット返済
- 返済日お知らせメール
- 口座振込サービス「瞬フリ」
- 優待サービス「おとくらぶ」
コラム内で少し前に触れましたが、プロミスポイント会員制度は一定項目に対してポイントが付与されます。プロミスポイント会員は登録無料です。
プロミスのデメリットとは?
借入を行う際、メリットを重視しがちですが、デメリットも理解しておくことも大事です。各社ともにメリット・デメリットがありますので、比較した上で自分にあった消費者金融を選びましょう。
手数料の負担
手数料は、提携ATM利用時や銀行振り込み時に発生する場合があります。キャッシングを利用する場合、限度額内で繰り返し借入を行う方も多いと思います。その場合、手数料が毎回かかることを忘れてはいけません。数百円と思いがちですが、塵も積もれば山となる、で知らぬ間にまとまった金額を払っている場合があります。
プロミスの手数料:
1万円以下の取引1回につき108円
1万円以上の取引1回につき216円
他社、アコムとアイフルの手数料も同額となっています。プロミスの場合は三井住友銀行ATMのみ手数料無料で利用することができます。
借入限度額が他社と比べて低い
プロミスの借入限度額が500万円です。限度額すべてを借りるケースは少ないのですが、アコム、アイフルの借入限度額は最大で800万円となっています。
ただし、総量規制により、800万円借入をする場合は、限度額を3倍にした2400万円の年収入が必要となります。800万円借入の対象者はかなりの高年収の方だと言えます。ですので、借入限度額が他社と比べると低い、というデメリットは多くの方に当てはまる確率が低いと言えます。
Summary
大手消費者金融「プロミス」をご紹介しました。プロミスの顧客対応は非常に丁寧という口コミも多くあります。借入を行う際には、自分の返済能力をしっかりと見極めた上で行いましょう。