よく耳にする「消費者金融」。お金を借りる、と聞くと、消費者金融を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?テレビや電車内でも広告で見かける事がありますね。なんとなく、怖い、金利が高そう、一旦借りると借金地獄、のようなイメージがありませんか?
正しい消費者金融の知識をつけて、賢くお金を借りましょう。
消費者金融とは
消費者金融は、個人の信用を担保として、個人に直接金銭の貸付を行うサービスを指します。つまり、返済能力・意思などをかたがわりにして、お金を貸す、というものです。
貸金業者(消費者金融も含まれます)は、財務局に申請し、登録番号をもらうことが現在法律で定められています。貸金業者=「登録業者」である必要がある、という事です。
消費者金融のメリット
審査スピードが早く即日融資可能
銀行などの金融機関からの融資と比べ、審査スピートが早いのが消費者金融の一番の特徴ではないでしょうか。早いところで、最短で申込み後から30分後には審査が終了する貸金業者もあります。会社の付き合い等で、急にお金が必要となった!というような場合でも、即日融資可能であれば心強いですね。
無利息期間等のキャンペーンがある
新規顧客を対象としたキャンペーンを行っている消費者金融会社も多くあります。中でも目を引くのが、無利息期間サービス、ではないでしょうか。一定の期間利息が0というサービスなので、短期間・少額利用の際には、銀行よりもお得に融資を受けれる場合もあります。
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消費者金融のデメリット
金利が高め
銀行から融資を受ける場合と比べ、金利は高めに設定されています。無担保無保証で貸付を行っているので、金利は高くなります。上限金利・下限金利の記載が各金融会社のホームページ等にもされていますので、借りる前にきちんと確認をしておきましょう。
上記のメリットにもある、無利息期間サービスなどを利用すれば、利息の負担は軽くなります。
借入額の制限
消費者金融の借入の学派、総量規制という法律によって制限されています。一般的に借りれる金額は、年収の3分の1が限界です。不足する場合などは、銀行のローンと併用して融資を受ける人も多いようです。
出金方法が多い
出金方法が多い、と言うことはメリット・デメリット両方だと言えます。
メリットとして考える場合は、ATMやアプリから時間や場所を気にせず利用できるという点です。デメリットとして考える場合は、便利さゆえ、使いすぎてしまうという事です。借りすぎ・使いすぎてしまう傾向がある人は、限度額を調整する、などという方法を取りましょう。
消費者金融から融資を受けるまでの流れ
流れ5ステップ
消費者金融から融資を受けるまでの流れは下記のようになっています。
1.消費者金融選び
消費者金融選びのポイントで重要なのは、金利・融資額・安全性・信頼性はもちろんのこと、アプリ利用などができるかなどの利便性も比べるということです。多数会社から選択することになるので、しっかりと事前に比較しておきましょう。
2.借入申込
借入申込の方法は、消費者金融会社によっても違ってきますが一般的な申込みの例として以下などがあります。
- 電話
- ATM ローン申込機
- 郵送
- 消費者金融店頭窓口
- インターネット
必要書類と共に借入の申込書を送ります。
最近では24時間利用できる、インターネット申込みが多いようです。借入の申込から実際の借入までの時間が最短なのもインターネット申込みの魅力と言えます。
3.審査
審査時間は、消費者金融会社によって異なってきますが、最短で30分、最長で1週間ほどかかる場合もあります。審査の際には、本人確認の電話がかかってきます。本人確認が完了するまで、審査も完了しません。
審査が完了すると、電話・郵送・メールなどで、審査結果が送られてきます。
4.契約
晴れて審査を通過すると、借入の契約をすることになります。こちらの手続きも、郵送・直接店舗窓口など、消費者金融によって異なります。契約の際に必要な書類がありますので、予め消費者金融会社に確認しておきましょう。
5.借入(融資)
消費者金融との契約が結ばれると、お金の融資が行われます。融資は、銀行口座への振込・ローンカードでATMから引き出す、などの方法があります。
まとめ
最近ではネットの利用が盛んになったこともあり、より便利に時間を問わずお金の借入が出来るようになっています。借りる際には、返済することを考えて、借入額を考慮し、融資を受けましょう。
返済プランに不安がある人は、各消費者金融のウェブページ等にある「借入シュミレーション」で、プランを比べ、参考にしてみましょう。