家を購入したい!でも数千万円のお金を即座に用意するのは到底無理な話ですよね。そこで住宅を購入する場合に多くの人が利用する、住宅ローンを活用しましょう。
まずローンとは?
ローンの語源
ローン、という言葉は英語の Loan という単語から来ています。元々の単語は、融資・資金を融通する・貸出の意味を持っています。日本で「ローン」というと、一般的に消費財・住宅資金などの個人向け融資・貸出の事を意味することが多いようです。
ローンの種類
ローンと一口に言っても、カードローン・フリーローンという使いみちが自由に決めれるものと、使いみちが決まっている目的別ローンと呼ばれるものがあります。
使いみちが決まっている目的別ローンとして今回お話する住宅ローン、その他に教育ローン、ブライダルローン、自動車ローンなどがあります。
住宅ローンとは?
住宅ローンは、これから購入する住宅を担保にしてお金を借りるローン商品のことを指します。
金利は低めに設定されていることが多いのですが、そのため返済期間が多くの場合35年ほどと願いのが特徴です。返済期間が長いので、毎月の返済額は他ローンに比べ少なくなります。
住宅ローンシュミレーター
「毎月の返済額は?」「いくらまでお金を借りられる?」「借換えをするとどうなる?」というような疑問を解決するために、住宅ローンシュミレーターというものを利用しましょう。
あくまでの目安ですが、自分の年収や希望の借入額などから、実際に申し込む前に借入可能な金額、借換したあとにどのような利点があるか、などを知ることが出来ます。
住宅ローンは誰でも借りれるの?
住宅ローンは他のローンと同じく、借入時の年齢が20歳以上なのはもちろんですが、上限の年齢制限もあります。
多くの場合上記にも書いたように、ローンの返済期間は35年前後とされています。そこから逆算すると、35年ローンを組むことが可能な年齢は45歳前後、となります。そのため、75歳~80歳がローン完済時期の条件とされている場合が一般的です。
ただし、職業・資産の残りなどで審査の結果も異なってきます。自営業と定年退職の近い会社員では返済能力が全く違ってきますよね。
無理なく返済したい住宅ローン
先程も述べたように、住宅ローンは30年以上の長期の返済期間が特徴です。
実際の住宅を購入してから、返済するまでの間様々な事が起こりえます。無理なくローンを返済するために大事なことはどのようなことでしょうか。
年収ダウンもありえる
30年以上の返済期間、不景気などの要因で、自営・会社員などにかかわらず、年収が下がってしまう可能性がないとは言い切れません。ローンの返済が長期に渡って滞ってしまうと、購入した家を手放さないといけない!ということになってしまいかねません。
年収ダウンも考慮して余裕を持ったローンを組んでいきましょう。住宅を購入した後も、定期的に見直しをしていくことが大切なステップとなります。
住宅ローン利用でかかる費用
住宅ローンを利用する際には、購入した家の価格だけではなく、その他所費用がかかります。例として、事務手数料・印紙代・登記費用・保証料などがあります。
以下の金利タイプ別のローンで、どのローンを選ぶかにより、追加で、適合証明書交付手数料・団体信用生命保険料がかかる場合があります。
金利タイプ別住宅ローン
住宅ローンの金利タイプは以下の3つあります。
金利変動あり
・固定金利期間選択型
借入れ当初の金利は一定期間は変わらない
・変動金利型
返済期間中、定期的に金利の見直しがされる
金利が低いときに支払う利息が少なくなる
金利変動の影響を受けやすい(金利上昇の可能性)
金利変動なし
・全期間固定型
借入れ当初の金利が全期間中変わらない
金利が変動しないので、支払総額が変わらない
将来のライフプランが立てやすい
金利が変動しないので、低い状態でも高い利息を支払わないといけない
金利変動・一定型、両方にメリット・デメリットがあります。自分の経済状況を考慮し、どちらのタイプが自分にとって一番適しているのかを考える必要があります。
まとめ
住宅ローンを利用する際・返済の負担を抑えたるためには、完済時の状況・家庭の安定性を考慮して、借入金額・返済期間を決めることが重要です。
最近ではインターネットで申し込みのできる住宅ローンも多数あります。実際にしっかりとリサーチをし、自分・家族に合ったローンの組み方を考えていきましょう!
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