株、投資、株式投資・・・言葉は知っているけれど、実際株式投資について知らない、良いイメージが無い、という方もいるのではないでしょうか。今回は株式投資について見ていこうと思います。
株とは?
株、とは会社が新規事業や事業拡大など、あらたな資金(お金)が必要となった際に、その資金を集める手段のことを言います。その際に発行されるものが株式、つまり株です。
投資する人(出資者)がお金を出し、企業が発行した株式を買います。企業は株式を売ったお金で資金を調達します。
事業がうまく進めば、株主(株を持っている人)にも配当(利益配分する事)が行われます。
株式投資とは?
株式投資、とは先程述べた「株」を売買すること、を言います。
株式の値段は「株価」と呼ばれ、企業の業績により、株価は絶えず変動しています。株価はニュースでも取り上げられることが多く、今日の株価、などというフレーズを聞いたことが有る方も多いのではないでしょうか。
株価は絶えず変動していますので、株価の安いときに購入し、高いときに売却すると、差額で投資家に利益が生まれます。また、一定期間株価を持つことで、配当金を得ることができ、こちらも投資家にとっては利益となるわけです。
株式投資のメリット
先程少し書きましたが、投資家にはいくつかの形で利益が生まれます。株式投資のメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
配当金
一定期間株価を保持することで配当金を得ることが出来ます。
配当金とは、会社が得た利益の一部を株主に支払うことで、インカムゲインとも言われます。 配当金は年に1-2回といわれ、企業によって異なります。一般的な一般企業の配当金額は2%~3%と言われています。
売却益
株を購入したときよりも、株価が上がった時に、その株価を売却すると、買値と売値で差額が出ます。その差額は投資家の利益となるわけです。
このような形で得た利益は、売却益と言われます。キャピタルゲインという言い方をされる場合もあります。株価が安くなっているタイミングを逃さず、見極める必要があります。
株主優待
株主優待とは、企業が株主に対して、独自商品・サービス・クーポンなどを提供する制度のことです。現在1300社ほどの会社が実施しています。1300社といえばわかりにくいですが、上場企業の約3分の1が株主優待を実施していることになります。
優待の内容は、株の保有数などに異なります。国内線航空運賃が割引になるANAやJALの優待は特に人気のようです。その他にも、食材や金券などもあります。
もちろんですが、株主優待にはルールがありますので、購入前にきちんと確認しておきましょう。
株主招待の情報は、大手サーチエンジンのファイナンスコーナーのような情報サイト・証券会社のホームページ・株主優待まとめなどのファンサイトやブログを参考にしてみると良いでしょう。特にファンサイトでは、優待商品の使い勝手などをレビューしているものも多く、とても参考になるようです。
また、インターネット証券会社の中には、スクリーニング機能というものを提供している会社もあります。スクリーニング機能を使えば、株の銘柄ごとに株主優待の有無が表示されたり、株主優待の内容も確認できるので、株主優待をきっかけに株をはじめてみたい、と思う初心者の方におすすめです。
株式投資には多額の資金が必要?
株式投資を始める際の資金は、購入したい株価により、様々です。購入する際には、売買単価というものが銘柄ごとに決まっています。1株単価、100株単価、1000株単価、など、その銘柄により決まっている場合もあります。このような売買単価のことを単元株と呼びます。
つまり、株価x1単元で最低購入金額を計算することが出来ます。例えば株価300円、単元株数が100株の場合ですと、100x300=30000 となり、3万円で購入できるわけです。
最低購入価格は、銘柄により異なりますので、自分の資金にあった株価を購入できるわけです。反対に言うと、資金に合わない株は買わないのが賢い、といえます。
少額から始めることが出来るのも株式投資のメリット言えます。
まとめ
株式投資の基本のきを紹介しました。株の知識を少しでもつけることが出来たでしょうか。これから株を始めてみたい、と思う方のために、次コラムでは実際の株の買い方や流れを紹介したいと思います。
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